クリニック転職の3つのポイント

クリニック転職の3つのポイント

看護師転職ポイント
看護師がクリニック転職するなら知っておきたい3つのポイントがあります。

1.クリニックは楽だけど、スキルが身に付かない
クリニックの仕事は楽です。
採血やバイタルといった基本的な業務がほとんどだからです。
ただその代わり、看護師としてのスキルアップは望めないでしょう。
スキルアップがしたいのであれば病棟やICU・NCIUと言った緊急外来で腕を磨くべきです。

2.クリニックは夜勤が無いけど、その分給料に響く
クリニックはほとんど夜勤がありません。
稀に入院施設のあるクリニックも存在しますが、基本的には無いと思っていいでしょう。
夜勤が無い分、仕事は楽ですが給料に響きます。
夜勤手当が付かないため、手取りで25万円前後になるでしょう。

3.良くも悪くも院長次第
クリニックはその規模が小さいためトップである医院長の影響力が甚大です。
医院長が良ければ良いクリニックに。
院長が悪ければ悪いクリニックになります。
大きな病棟を持つ病院とは異質なため、病棟からクリニックに移ってきた看護士が戸惑いやすいポイントでもあります。

クリニックに転職した感想

山形県山形市在住の29歳女性看護師
私は看護大学を出て看護師と保健師の資格を取得し、2010年から病院で働き始めました。
その後、子供を授かったのでそのまま退職し、現在は婦人科クリニックに勤めています。

辞めたのはどんな病院ですか?

最初に勤めていたところは大学病院で、小児科と婦人科の混合病棟に勤務していました。小児科といっても特殊なところで、白血病の子がほとんどで、骨髄移植を待つ子が沢山いるところでした。婦人科もがん患者さんが主で手術目的の方と抗がん剤治療の方がいました。とにかく点滴の量が半端出なくすべての患者さんが点滴をしているような病棟で、超過勤務はほぼ毎日5、6時間ほどしていました。

なぜ辞めたのですか?

新人で入って一年目で体を壊し、超過勤務が多いことも疑問に思い、他の病院に転職しようと思いました。

病院からの引き留めはありましたか?

もちろんひき止められました。病棟の師長さんや、カウンセリング担当の方も辞めずにすむ方法を考えよう、とやめられては困るという感じがとても伝わってきました。

転職する病院はどうやって探しましたか?

新聞をとっていたので、毎週入ってくる就職情報をみたり、空いた時間にハローワークのパソコンで家の近くのクリニックで条件がよいところを端から探しました。

転職が決まった病院はどんな所でしたか?

転職先は婦人科のクリニックです。婦人科の病棟にいたので少しは経験が役立つと思いました。不妊治療を専門にしているクリニックで市内にはそれほどない、高度生殖医療も受け持つクリニックです。朝から晩まで患者さんはひっきりなしに来院するので1日80人来院することも珍しくなかったです。予約制ではなかったので婦人科に関する症状で来院された方はすべて引き受けていました。

転職したメリット

病棟の勤務と違って夜勤がなくなったことと、シフト通り時間が来ればすぐに帰れるので体を壊すこともなくなったし、時間に余裕ができました。夫と料理をすることもできるようになったし、自由な時間が増えて生活の質が上がったことが何よりもよかったです。

悪かった点デメリット

クリニックは病棟に比べるとやはりスタッフの数が少ないので、そこで人間関係のトラブルがあると仕事をやめない限りその人と毎日仕事を共にしなければいけなくなるということです。当たり前のことのようですが、病棟にいたときは何人か嫌だな、と思う人がいても同じ勤務になることはそう毎日あるわけではないので転職してからは何かあっても上手くやり過ごそう、と自分の気持ちを押さえながら仕事をしていたようにおもいます。とにかく嫌われないようにしていました。

転職を予定している若い看護師に一言

未婚、既婚など自分のライフスタイルに合わせた施設の規模を選び、家族がいればお互いが無理な生活にならないような勤務体制のところを選ぶのがよいと思います。お給料ももちろん大事ですが、給料のことだけを考えて転職すると、結果思い描いていた以上にきつい勤務で、自分の体を壊しかけないので注意が必要だと思います。"